国土交通省は2024年12月24日、指定確認検査機関等への処分を発表した。
処分を受けたのは、ビューローベリタスジャパン(株)。大阪府内における1件の「建築物の計画の確認審査」、および1件の「建築物の完了検査」、福岡県内における1件の「建築物の計画の確認審査」において、その業務に従事する確認検査員が、過失により適合しない確認済証を交付したため処分を実施した。
同社には、再発防止のための審査マニュアルの改善、審査体制の整備等の具体的な改善措置を含む業務改善計画書の提出を求めた。また、当該計画提出の日から1年間、当該計画を確実に実施するため、その実施状況について同機関内に設置された監視委員会等の審議を経た上で、四半期ごとに国交大臣に報告することを求める監督命令を行なった。
また、当該確認検査員3人も業務禁止処分(うち2人は25年1月17~26日、うち1人は同年1月17日~2月5日)とした。