(一社)不動産競売流通協会(FKR)は9日、2024年の競売不動産出品データを公表。同協会の競売情報サイト「981.jp」の保有データを基に調査・分析した。
24年の競売物件数は1万1,415件(前年比329件増)となり、09年以来15年ぶりに増加した。リーマンショック後の09年は6万件を超えていたが、その後は毎年わずかずつながら減少を続けていた。再出品を含むトータルの出品数は1万6,351件(同1,437件増)で、こちらも09年以来の増加となった。
物件種別で分類すると、戸建てが69%、マンションが20%、土地が11%となった。