不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/5

CRE、京田辺で大型物流施設を着工

「ロジスクエア京田辺A」(左)と「ロジスクエア京田辺B」

 (株)シーアールイーはこのほど、マルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺B」(京都府京田辺市)を着工したと発表した。

 同施設は、敷地面積3万9,867.27平方メートル。建物は、鉄骨造地上4階建て、延床面積9万498.32平方メートル。隣接する「ロジスクエア京田辺A」と合わせた2棟合計の総延床面積は約24万平方メートル超で、同社の関西エリアでの開発規模としては最大のプロジェクトとなる。「ロジスクエア京田辺A」については、過去のニュースを参照。

 2・3階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設置し、1~3階にはトラックバースを備える。トラックバースには計162台の大型車が同時接車できるほか、22台分のトラック待機場も用意する。

 床荷重は1平方メートル当たり1.5t、有効高さは1~3階で6.0m、4階で5.5m以上を確保する計画。最小テナント区画は約1,300坪からの利用で、最大12テナントが入居できる。また、3・4階部分には荷物用エレベーターを計8基設置。さらに、1~4階を通した各階停止可能な荷物用エレベーターの追加設置や事務室の増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保など、テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とする。

 4階には休憩室を2ヵ所設置。従業員・ドライバー専用の売店および休憩室を設けた「ロジスクエア京田辺A」敷地内の共用棟の利用も可能。

 また、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用することで環境や省エネに配慮し、BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定。屋根には太陽光パネルを設置する計画。

 竣工は2026年8月31日の予定。

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この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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