不動産ニュース / イベント・セミナー

2025/4/16

第15回「不動産協会賞」、3作品を表彰

第15回「不動産協会賞」の表彰式で、記念撮影に応じる受賞者ら

 (一社)不動産協会は15日、このほど決定した第15回「不動産協会賞」受賞3作品の表彰式を、オークラ東京(東京都港区)で開催した。

 不動産協会賞は、社会貢献活動の一環として、2009年度より実施しているもの。日本経済や国民生活に関する著作物の中から、不動産業界が直面する幅広い課題について理解を深めることに資する著作物を表彰している。著作のジャンルは、「都市再生」「エリアマネジメント」「豊かな住生活の実現」「防災・レジリエンス」「脱炭素」「少子高齢化」「働き方改革」など。

 今回は、2024年1~12月に出版された書物から選定。「マンションの未来は住む人で決まる」(久保依子氏著、幻冬舎メディアコンサルティング)、「地域防災の実践:自然災害から国民や外国人旅行者を守るための実学」(鈴木猛康氏著、理工図書)、「〈迂回する経済〉の都市論:都市の主役の逆転から生まれるパブリックライフ」(吉江 俊氏著、学芸出版社)の3作品が受賞した。

 表彰式で挨拶した同協会理事長の吉田淳一氏は「受賞した3作品から、これからの都市づくりや住宅づくり、まちづくりについて、社会課題の解決と併せて取り組んでいくための大きなヒントをいただいた。協会としては、受賞作品の内容を踏まえた議論を世間で広げていき、共有していく流れを生み出すような努力を続けていきたい」と述べた。

受賞した3作品

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。