不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/24

東急不、「読売仙台ビル」建て替えへ基本協定

 東急不動産(株)は23日、(株)読売新聞社と「読売仙台ビル」(仙台市青葉区)の建て替えに向けた基本協定を締結したことを発表した。

 同ビルは1975年竣工。隣接する「新伝馬町中央通りビル」と一体的に運営してきた。読売新聞社の取材拠点であると同時に、スーパーマーケットなどの物販店舗や飲食店も入居した地域の生活拠点としても利用されていた。竣工から半世紀が経過し、読売新聞社は地域のニーズや時代の変化に対応した高機能ビルへの建て替えを決断。東急不動産を共同事業者に選定、新伝馬町中央通りビルと一体的な建て替えを行なう。5月に解体工事に着手する予定。

 敷地面積は約5,200平方メートル。建て替え後はオフィス・商業・ホテルで構成する複合ビルとする計画。延床面積は約4万2,000平方メートル。敷地内にはイベント等も可能な広場空間も組み込み、地域のランドマーク的な施設としていく。

 同計画は高機能オフィスや地域のにぎわいに寄与するオープンスペース等の整備により、仙台市の「せんだい都心再構築プロジェクト」制度の助成を活用する予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。