(株)エイブルは4日、一人暮らしに寄り添う新ブランド「ひとぐら」の立ち上げを発表した。
「ひとぐら」は、住まいだけでなく、ライフスタイル全体をトータルサポートする新しいブランド。一人暮らしを多角的に研究する専門ラボ「ひとりぐらし研究所」を設置し、同社グループが保有するデータやアンケート調査を基に、一人暮らしに関連するレポート配信のほか、イベントやキャンペーン情報等を提供していく。
同日、同研究所は現代の一人時間の過ごし方や、一人暮らしに関する意識調査の結果を公表した。国内在住の男女15~49歳を対象にインターネット調査を実施。調査期間は2025年6月19日~23日。有効回答は1,023人。
「一人時間が好き」または「どちらかと言えば一人時間が好き」と回答した人は、一人暮らしが86.0%、同棲カップルが75.7%、ファミリーが74.5%と、全体の8割前後にのぼることが分かった。
「一人で過ごす時間」については、一人暮らしの23.5%が毎日平均10時間以上一人で過ごしていると回答。テレワークやフリーランスの増加などライフスタイルの変化に伴い、まったく人と会わずに過ごす時間が増えていることがうかがえた。世帯別の平均時間では、平日の一人時間は、一人暮らしが6.37時間、同棲・カップルが3.95時間、ファミリーが3.54時間となった。
毎日寂しいと感じる割合は、一人暮らし男性が17.7%と最も多く、次いで同棲・カップルが17.2%と高い傾向だった。「毎日寂しいと感じる、たまに寂しいと感じる」を合わせると、同棲・カップルが61.0%、ファミリーが58.0%に対して、意外にも一人暮らしは57.5%と最も低い結果に。特に一人暮らしの女性が最も寂しさを感じていないことが分かった。