関電不動産開発(株)は21日、「中之島三丁目共同開発」のIV期計画となる、木質デザイン×環境配慮型オフィスビルの建設に着手したと発表した。
関西電力(株)および同社は、中之島に拠点を置き、ダイビル(株)とともに、1997年から「水都大阪のシンボルアイランド中之島にふさわしい街づくり」を目指し、同開発を推進。I期は「関電ビルディング」(2004年12月竣工)、II期は「中之島ダイビル」(09年3月竣工)、III期は「ダイビル本館」「中之島 四季の丘」(13年2月竣工)を手掛けた。
IV期では、「関電ビルディング」(関西電力(株)本社)東側の敷地に、「木」を基調とした内外装の地上8階建てオフィスビルを建設する。京阪中之島線「渡辺橋」駅より徒歩4分、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩5分に位置。建築面積1,777.18平方メートル、延床面積1万739.96平方メートル、鉄骨造・木質ハイブリッド構造。
建物の内外装に木質素材を採用するとともに、CLT耐震壁をはじめ構造面にも木質建材を活用。木質アウトフレームダブルスキンの採用のほか、空調システムとして中之島の南北を流れる堂島川・土佐堀川の河川水を有効活用した高効率地域冷暖房システムを取り入れることで、年間の一次エネルギー消費量を50%以上削減する。
また、新たなデッキ整備により、土佐堀川と堂島川をつなぐ南北動線と、大阪中之島美術館へ至る東西動線を創出。水辺と文化施設を結ぶことで回遊性の向上に寄与するとともに、歩車分離により歩行者の安全性向上も図る。
竣工は28年11月の予定。
