(一社)プレハブ建築協会は29日、如水会館(東京都千代田区)で通常総会を開き、2025年度決算を審議、同年度の事業報告を行なった。また、改選期に当たり新役員を選任、新理事の互選によって現職の芳井敬一氏を会長に再任した。
総会後の記者会見において芳井氏は、「国の住生活基本計画(全国計画)の見直しを踏まえ、協会の活動指針となる次期『住生活向上推進プラン2030』を、7月末をめどに公表する。同プランに基づき、低層賃貸住宅、既存住宅を含むあらゆる分野で高い性能を持つストックを形成していく。そしてそれが、市場で適切に評価され、取引されるという円滑な不動産流通の促進に向けて活動していく」と述べた。
また、災害対策に関しては、応急仮設住宅や災害公営住宅の建設に主導的な役割を担っていくとした上で、発災直後から速やかに応急仮設住宅整備に向けて動けるような体制・ルール作りなどを通じて、よりスピード感のある災害支援を行なっていく。「これまでの災害支援では、被災した方が落ち着いて過ごすことができる応急仮設住宅の整備が復興のシンボルとなって、被災地を勇気づけてきた。供給スピードを速くすることで、被災者に寄り添った活動をしていきたい」(芳井氏)。
これに加え、「国際貢献WG」を25年11月に設置。国内での災害支援で培った知見を生かして、海外での自然災害からの復旧復興や紛争・戦争の終結後のインフラ整備等に知見を生かしていく。
