大和ハウス工業(株)は、冷凍冷蔵専用のマルチテナント型物流施設「DPL大阪南港Ⅰ」(大阪市住之江区)が15日に竣工すると発表した。同社がこれまで手掛けてきた冷蔵冷凍設備を導入した物流施設15棟のうち、最大規模の延床面積となる施設。
阪神高速4号湾岸線「南港中」IC約1km、同「南港南」IC約1.1km、大阪市内から約10km圏内に位置。敷地面積約3万4,372平方メートル、延床面積約8万5,799平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造の混合構造5階建て。総事業費は約580億円。
コールドチェーン(低温物流)に対応するため、冷凍食品から乳製品、野菜、医薬品なども保管できる冷凍・冷蔵設備を採用。1階の前室・倉庫と2~5階の前室は5~8度、2~5階の倉庫はマイナス25~0度の温度管理を可能としている。
人手不足や作業負荷を軽減するため、大型の自動化設備や高速ラックの導入を想定した仕様に。有効天井高約6mを確保し、床荷重においては最大1.5t/平方メートルまで対応可能に。重量物を扱うテナント企業のニーズにも対応できるようにした。1フロアを2区画に分割することで、約6,000平方メートルから賃貸が可能。最大10社が入居できる。
また、地下約70mの支持層に到達する杭によって建物を支える他、2つの受変電設備と非常用発電機を設置するなど、BCP対策を実施。屋根全面に太陽光発電システムを設置する等、環境面に配慮し、BELSの最高ランク6つ星を取得。さらにZEB Ready以上の認証の取得を目指している。
