(株)不動産経済研究所は21日、2026年上半期(1~6月)および6月度の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
上半期の発売戸数は7,989戸(前年同期比0.8%減)となり、小幅ながら上半期として5年連続の減少となった。地域別にみると、東京23区が2,684戸(同9.4%減)、東京都下が1,032戸(同13.7%増)、神奈川県2,132戸(同13.8%増)、埼玉県839戸(同276.0%減)、千葉県1,302戸(同12.5%)。都下と神奈川県、千葉県は2桁増となったが、東京23区は1割近く、埼玉県は3割近い減少と両極端となった。
初月契約率は64.8%(同1.8ポイント下落)。70%を上回ったのは千葉県の76.4%のみで、東京23区は63.9%となった。都下と埼玉県は50%台にとどまった。1戸当たりの平均成約価格は1億135万円(同13.1%上昇)、1平方メートル当たりの単価は151万4,000円(同12.1%上昇)と、いずれも過去最高を更新。戸当たり価格は初めて1億円を突破した。
下半期(7~12月)については、東京23区や千葉県で大型物件が発売となることから、1万4,000戸の供給を見込む。年間供給戸数は約2万2,000戸となり、25年の2万1,962戸からほぼ横ばいでの推移となると推計する。
6月の発売戸数は1,564戸(前年同月比4.7%減)となり、3月以来の減少となった。初月契約率は62.5%(同1.5ポイント上昇)で、前月からは2.4ポイント減少した。戸当たり平均価格は1億137万円(同10.6%上昇)、平方メートル単価は153万円(同12.2%上昇)といずれも2桁上昇となった。
即日完売物件はなかった。
6月末時点での販売在庫数は6,389戸となり、前月末に比べて119戸増加。7月は2,000戸程度の発売を見込む。
