三幸エステート(株)は9日、2026年9月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表した。
東京都心5区のオフィス空室率は0.97%(前月比0.01ポイント上昇)と6ヵ月ぶりにわずかに上昇したが、2ヵ月連続の1%割れ。統合移転や部分解約といった空床が生じるも、新築ビルがほぼ満室で竣工したほか、館内増床等で空室消化が進んだ。貸付総面積に対する募集面積の割合を示す「潜在空室率」は2.26%(同0.06ポイント低下)と低下した。
1坪当たりの募集賃料は3万5,146円(同571円上昇)と連続上昇が11ヵ月に達した。タイトな需給バランスを背景に上昇傾向が継続しており、ファンドバブル時のピーク(08年1月:3万4,686円)を上回った。募集面積は27万2,470坪(同2万983坪減)。
全国6大都市の空室率は、東京23区1.4%(同増減なし)、札幌市3.4%(同増減なし)、仙台市4.8%(同増減なし)、名古屋市1.8%(同0.2ポイント低下)、大阪市2.5%(同0.2ポイント上昇)、福岡市5.2%(同0.2ポイント上昇)となった。
