不動産ニュース / 開発・分譲

2009/11/20

すてきナイスG、長期優良住宅への取組み強化

 すてきナイスグループ(株)は、長期優良住宅への取組みを強化する。主力の住宅資材事業のクライアントである工務店の長期優良住宅導入を支援するほか、独自のノウハウによるローコストの長期優良住宅商品を企画・開発し、フランチャイズ方式で供給していく方針。

 大手ハウスメーカーでは70%に達する長期優良住宅の採用率が、中小工務店ではわずか2%という実態((株)住宅産業研究所調査)を踏まえ、工務店へのサポートメニューを強化することで、採用率を高めてもらうのが狙い。具体的には、(1)集成材、耐震金物を使ったナイス独自の「パワービルド工法」の推奨仕様の公表、(2)性能確認アドバイス、技術的審査適合証取得システムなどの導入支援、(3)長期優良住宅普及セミナーの全国開催、(4)子会社・プロパティオン(株)による住宅履歴情報整備などを、継続していく。

 また、パワービルド工法を使い、設備仕様を簡素化することで、基本価格を1,000万円以下に抑えた木造軸組の長期優良住宅「パワーホーム」を、2010年初頭にも企画・開発。フランチャイズ方式で、工務店向けに供給していく。

 同社代表取締役社長の平田恒一郎氏は「新政権の住宅政策では、長期優良住宅の普及促進、省エネ・バリアフリー・耐震化を目的とした既存住宅の改修、太陽光発電への助成などが打ち出されている。長期優良住宅は、ユーザーも魅力的に捉えており、これを取り込むことは大きなビジネスチャンス」と語っている。

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