不動産ニュース / 開発・分譲

2010/2/17

「キャピトル東急ホテル」跡地のビル名称、「東急キャピトルタワー」に/東急電鉄

「東急キャピトルタワー」完成予想図
「東急キャピトルタワー」完成予想図

 東京急行電鉄(株)は15日、現在開発を進めている「永田町二丁目計画」(東京都千代田区)のビル名称を「東急キャピトルタワー」とし、同ビルのキーテナントとなるホテル「ザ・キャピトルホテル 東急」を、10月22日に開業すると発表した。

 同ビルは、2006年11月に営業を終了した「キャピトル東急ホテル」の跡地約7,900平方メートルを再開発するもの。新しいビルは、地上29階地下4階建て。延床面積約8万8,000平方メートル。ホテル、オフィス、レジデンス、店舗などで構成される複合ビルで、東京メトロ丸の内線「国会議事堂前」駅に、地下通路で直結する。

 隣接する日枝神社の豊かな緑と一体化した庭園や散策路を設けるなど、都心の一等地にありながらも周辺の豊かな自然を取り入れた設計。デザインアーキテクトに隈 研吾氏、ランドスケープアーキテクトに宮城俊作氏を起用。モダンデザインをベースにしながら、和の本質を追求した。

 「ザ・キャピトルホテル 東急」は、同ビルの1~3階、14、15、18~29階を占める、総客室数251室のホテル。メインの客室は、45平方メートル以上の広さと、6mのワイドスパンを確保。5階は、スイートルーム4室のみで構成する。このほか、5つのレストラン&バー、5つの宴会場、20mのインドアプールを含む会員制フィットネスクラブ、トリートメントサロンなども完備する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。