不動産ニュース / 政策・制度

2011/7/26

「改正高齢者すまい法」、10月20日に施行

 「高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律(改正高齢者すまい法)の施行期日を定める政令」が26日、閣議決定された。施行日は、10月20日。

 同法では、バリアフリー構造等を備え、介護・医療と連携して高齢者支援サービスを提供する住宅を「サービス付き高齢者向け住宅」と位置付け、同住宅の都道府県への登録制度を創設する。登録を受けた高齢者向け賃貸住宅、有料老人ホームなどの事業者に対しては、誇大広告の禁止、登録事項の公示、契約締結前の書面の交付・説明等を義務付けていく。

 その一方で、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)の登録制度や、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)の供給計画の認定制度、高齢者居住支援センターの指定制度を廃止し、高齢者住宅の体系をユーザーにわかりやすくシンプルにする。

 また、高齢者住宅に係る補助(1戸当たり最大100万円)、融資、税による支援策を充実させ、民間による供給を促進。介護保険法の改正により創設される「定期巡回随時対応サービス」等と組み合わせた、高齢者住宅の新たな仕組みも普及させていく。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。