不動産ニュース / 開発・分譲

2012/7/18

月島で大規模シェアハウス開発へ。竣工は2013年7月/イヌイ倉庫

 イヌイ倉庫(株)は18日、所有地の再開発計画「(仮称)Co-12計画」(東京都中央区、総居室数644)における新築工事に着手した。

 同計画は、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅、都営大江戸線「勝どき」駅徒歩5分の月島3丁目で計画しているもの。敷地面積6,647.62平方メートルの地に、職住近接の住まいを開発する。

 建物は鉄筋コンクリート造地上8階、地下1階で、3棟構成とし、644の住室のほか、プライベートガーデンやライブラリー、本格厨房などの共用施設も用意する。

 “Co-Living”という居住シェアの概念を取り入れ、居住者が住室内の空間や設備を部分的に共同利用することで、人と人が関わり合う暮らしを実現する。プライベートな居室空間(全644室)では、セキュリティと遮音性を確保した上で、寝室(ベッド付き)やシャワーブース、トイレ、収納、エアコン等を整備する。また、共用設備として2タイプの自由で豊かなパブリック空間を用意。50~70人を対象とした全12の空間には、共同利用できる2層吹き抜けのリビング空間(談話コーナー、給湯コーナー、ランドリー、ゴミ置き場等)を設置する。また全入居者を対象とするパブリック空間には、大浴場、ジム、ライブラリー、シアタールームなどを設備する。

 総事業費は約60億円。竣工は2013年7月を予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆