不動産ニュース / 開発・分譲

2003/2/3

東日本ハウス、「オール電化の家」「ソーラー発電の家」発売開始

「ソ-ラ-発電の家 ソーラーハウスE」外観
「ソ-ラ-発電の家 ソーラーハウスE」外観

 東日本ハウス(株)は、断熱・気密性を高めた「新木造ボックスシステム」を基本構造とする「オール電化の家 オーレック」と「ソーラー発電の家 ソーラーハウスE」を、2月1日より全国(沖縄および一部離島を除く)で販売開始したと発表。

 「新木造ボックスシステム」は、四方の壁面、下の床面、上の小屋面の6面すべてを剛性の高い構造用合板パネルで構成し、建物全体を一体化する仕組みで、同社が販売する住宅の標準仕様となっているシステム。接合部分が面と面との接合となるため、隙間が生じにくい構造となり、高い断熱・気密性が実現できる。さらに北海道地区では、四方の壁面に高精度パネルユニットを加えた「新木造システム」を標準設定としている。

 「オール電化の家 オーレック」は、家庭で使うエネルギーのすべてを電気でまかないながら快適に暮らせるよう、構造躯体や間取りを工夫した商品。IHクッキングヒーターや電気温水器など最新の設備機器を備え、家事の省力化や火事の危険の軽減など、クリーンで安心な住まいを実現する。
 また、設備機器の燃焼部分が少ないため故障や劣化が少なく、各電力会社がオール電化生活の普及をめざして設定した割安のオール電化料金や深夜電力料金を利用すれば、ランニングコストも削減。同社の試算によれば、導入コストおよびリニューアルコストを考慮しても、約9年で従来型のコストと逆転するという。
 なお、主なターゲット層には、電力会社の「オール電化」支援施策を支持する層や、共働き世帯の家事の省力化、シニア世帯の安全性への考慮など、電気設備機器購入層を見込んでいる。

 「ソーラー発電の家 ソーラーハウスE」は、従来商品に対し、構造躯体の向上と太陽構光発電システムのコストダウンを図り、商品性を大幅に高めた商品。躯体は「オーレック」と同様の工夫を施し、さらに価格制御の努力の結果、ソーラーシステム部分の大幅なコスト削減(現行価格比:45%ダウン)を実現したコストパフォーマンスの高い商品となっている。
 主なターゲット層は、環境共生など、環境保全意識の高い層。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。