不動産ニュース / 調査・統計データ

2005/5/12

東京都、平成17年3月および第1四半期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都都市整備局は11日、平成17年3月および第1四半期の東京都内における「新設住宅着工統計」を発表した。

 これによると、3月の新設住宅着工戸数は1万4,765戸(前年同月比▲10.7%)となり、6ヵ月連続の減少となった。
 利用関係別では、「持家」が1,682戸(同▲9.7%)で6ヵ月連続の減少、「貸家」が5,884戸(同▲11.0%)で3ヵ月連続の減少。「分譲住宅」についても6,558戸(同▲17.8%)で6ヵ月連続の減少となった。内訳は、「マンション」が4,779戸(同▲20.1%、2ヵ月連続の減少)、「一戸建て」が1,758戸(同▲8.7%、4ヵ月連続の減少)。
 地域別にみると、市部(3,930戸、同6.1%増)で2ヵ月連続の増加となったほかは、都心3区(1,356戸、同▲39.9%)、都心10区(3,444戸、同▲29.7%)、区部全体(1万804戸、同▲15.6%)でそれぞれ2ヵ月連続の減少となった。

 また、平成17年第1四半期の新設住宅着工戸数は、2期連続の減少となる4万4,641戸(前年同期比▲9.6%)であった。
 利用関係別では、「持家」が4,604戸(同▲8.4%)で2期連続の減少、「貸家」が1万8,094戸(同▲7.9%)で3期ぶりの減少。「分譲住宅」は2万1,257戸(同▲12.8%)で4期連続の減少となり、このうち「マンション」は1万5,906戸(同▲14.8%)で4期ぶりの減少、「一戸建て」は5,300戸(同▲5.7%)で11期ぶりの減少となった。
 地域別には、都心3区が6,340戸(同▲1.4%)で2期連続の減少、都心10区は1万4,285戸(同▲6.9%)で3期連続の減少、区部全体では3万2,764戸(同▲13.8%)で4期連続の減少となったが、市部では1万1,792戸(同4.0%増)で2期ぶりの増加となった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。