不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/2/20

1月の中古マンション価格、首都圏は強含み傾向/東京カンテイ調べ

 (株)東京カンテイは20日、2006年1月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を各行政区単位ごとに算出し、その平均坪単価を一般的なファミリータイプの価格に即するよう70平方メートル換算したもの。

 これによると、首都圏1月の中古マンション価格は2,540万円(前月比▲0.1%)。わずかに下落したものの、これは埼玉県の事例が約2割増加したことが要因と考えられ、東京都、神奈川県、千葉県では前月比いずれも上昇、実質的には強含みとなっている。
 主要都市別には、千葉市(1,650万円、前月比0.1%上昇)でほぼ横ばい、東京23区(3,374万円、同0.9%上昇)、横浜市(2,274万円、同0.3%上昇)、さいたま市(1,910万円、▲0.8%)となっている。

 近畿圏の中古マンション価格は1,622万円(同0.7%上昇)。大阪市(1,961万円、同1. %上昇)と3ヵ月連続の上昇。一方、神戸市(1,525万円、同▲1.0%)と4ヵ月連続で下落。

 中部圏は、1,351万円(同2.0%上昇)。名古屋市は1,531万円、(同▲1.0)%と6ヵ月ぶりに前月比下落であるが、下落幅は小さく、安定傾向が以前続いていると見える。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。