不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/4/19

OJR、2006年2月期の分配金は15,274円/ポートフォリオの入れ替え進める

 オリックス不動産投資法人(OJR)は19日、「2006年2月期決算」を発表した。

 当期(2005年9月1日~2006年2月28日)運用状況の営業収益は81億3,000万円(前期比10.3%増)、営業利益は40億1,600万円(同17.1%増)、経常利益は34億4,500万円(同19.5%増)、純利益は34億4,200万円(同19.4%増)であった。1口当たり分配金は15,274円。

 当期、「シーフォートスクエア/センタービルディング」の信託受益権の準共有持分割合の50%分(取得価格9,000万円)を取得した一方、小規模物件を中心に、「アセンド神田」(譲渡価格6億7,700万円)、「サニービル」(同71億8,300万円)など9物件を売却した。この結果、当期末時点のポートフォリオは39物件、取得価格の総額は1,748億6,000万円となった。期末時点の稼働率は95.7%。

 なお次期(第9期)は、すでに取得済の「蒲田グリーンビル」、取得予定の「ラウンドクロス新宿」、「シーフォートスクエア/センタービルディング」(信託受益権の準共有持分の残余50%)など4物件を追加、売却予定の「ランディック赤坂ビル」および「ランディック第3赤坂ビル」を除いた41物件を運用し、営業収益89億9,300万円、経常利益33億8,500万円、純利益33億8,500万円、1口当たり分配金15,022円を見込むとしている。
 また第10期は、営業収益85億3,500万円、経常利益29億3,500万円、純利益29億3,500万円、1口当たり分配金13,024円となる見込み。

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