不動産ニュース / その他

2006/4/24

証券化事業は売上高・営業利益が若干の減少/レーサムリサーチ06年2月期決算

 (株)レーサムリサーチ21日、2006年2月中間期の連結決算(2005年9月1日~2006年2月28日)を発表した。

 当期売上高は131億1,300万円(前年同期比▲27.9%)、営業利益33億1,400万円(同▲22.1%)、経常損失31億3,400万円(▲23.8%)、当期純利益40億2,000万円(70.1%増)となった。

 同社では、投資判断基準を従来の「デフレ」モデルから、物件ごとにキャピタルゲインを精査したうえで出口のタイミングを個別に選択していく「マーケットニュートラル」モデルに移行。
 資産運用事業は、「マーケットニュートラル」モデルに基づき、十分にバリューアップが実現されたものに限定して販売したことで、当初の販売を計画していた案件のいくつかが下半期にずれ込んだ。その結果、収益性の高い商業系不動産の販売等が寄与し、利益率が向上したが、一方、売上高は前年同期比に比べ大きく下回る結果となった。

 また、証券化事業は、一部の特別目的会社において資産流動化を達成し業務を終了したことにより、売上高および営業利益が若干の減少となった。

 なお、2006年8月期の業績予想は、売上高360億円、経常利益85億円、当期純利益66億5,000万円を見込む。

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