不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/6/15

契約率、価格、単価すべて下落/不経研、06年5月度「首都圏マンション市場動向」

 (株)不動産経済研究所は、2006年5月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 5月度の新規販売戸数は6,431戸(前年同月比▲18.6%、前月比42.6%増)、地域別では、東京都区部2,153戸(全体比33.5%)、都下515戸(同8.0%)、神奈川県1,504戸(同23.4%)、埼玉県959戸(同14.9%)、千葉県1,300戸(同20.2%)。
 1戸当たりの価格は3,996万円(前年同月比▲3.8%、前月比▲13.9%)、1平方メートル当たりの単価は54.0万円(同▲2.0%、同▲8.0%)となった。
 月間契約率は76.3%(同6.0ポイント、同6.2ポイントダウン)、5月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,026戸(前月比556戸増)となった。

 即日完売物件は「イトーピア目白カレン1期1~3次」(豊島区、36戸、平均4,517万円、平均1.6倍、最高22倍)、「プラウド馬込ディアージュ」(豊島区、36戸、平均6,014万円、平均2.6倍、最高5倍)、「ベルディオ三鷹レジデンス1期1次」(三鷹市、126戸、平均4,264万円、平均1.19倍、最高2倍)など26物件、982戸。
 超高層物件(20階以上)は23物件、1,014戸(前年同月比7.8%増)、契約率90.0%であった。

 なお6月の販売戸数は7,800戸前後となる見込み。

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