不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/2/9

マンション事業の好調により純利益651%増/野村不HD07年3月期第3四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は9日、2007年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2006年4月1日12月31日)の売上高は2,298億2,800万円(前年同期比18.7%増)、営業利益933億円(同93.3%増)、経常利益1,095億円(同109.5%増)、純利益6,510億円(同651%増)。主力であるマンション事業の好調により増収増益となった。

 住宅事業セグメントでは、分譲部門において竣工引渡しが予定通り進捗、当期末までに「プラウド南青山」や「プラウド南荻窪」合計2,093戸(前年同期比381戸増)をの引渡しを実施。営業収益1,243億5,600万円(同27.4%増)、営業利益は134億9,000万円(同117.6%増)を計上。
 ビル事業においても、テナントニーズに密着した営業活動により稼働率を向上させるとともにプロパティマネジメント業務・ビルマネジメント業務に係る手数料収入の拡大に取り組み、営業収益368億1,400万円(同4.5%増)、営業利益65億2,000万円(同15.9%増)となった。

 通期の見通しについては売上高3,650億円、経常利益450億円、純利益250億円を見込んでいる。

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