国土交通省は27日、平成19年3月分の「建築着工統計調査」を発表した。
3月の新設住宅着工戸数は9万9,488戸(前年同月比5.5%増)で、3ヵ月ぶりに前年比プラスとなった。新設住宅着工床面積は、854万2,000平方メートル(同5.0%増)で、2月の減少から再び増加した。
利用関係別では、持家が2万6,078戸(同▲4.8%)で、2ヵ月連続の減少。貸家は3万9,663戸(同2.0%増)と、3ヵ月ぶりのプラス。民間資金による貸家が3万5,327戸(同0.1%増)、公的資金による貸家も4,336戸(同20.2%増)と、4ヵ月ぶりに増加している。
また分譲住宅は、一戸建住宅が1万832戸(同0.3%増)、マンションも2万2,616戸(同37.3%増)と、3ヵ月ぶりの増加となり、合計3万3,511戸(同22.1%増)となっている。