不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/4/27

「超高層マンション」全国で16万戸超に/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は26日、全国で建設・計画されている超高層マンション(20階建て以上)の建設実績および計画についての調査を発表した。

 2007年以降に完成予定の超高層マンションは、全国各都市で522棟・16万3,442戸と、前回調査時(2006年3月末時点)と比べ134棟・3万3,576戸の増加となった。完成予定年次では、07年が149棟・3万9,425戸、08年133棟・3万9,152戸、09年126棟・3万8,409戸、10年58棟・2万629戸などとなっている。

 エリア別では、首都圏が330棟・11万9,186戸(前回調査比61棟・1万7,539戸増)を記録。このうち、東京23区が213棟・8万829戸と、全計画の49.5%を占めた。また、近畿圏は110棟・2万9,131戸。福岡県が19棟・3,314戸、愛知県13棟・2,427戸、札幌市6棟・1,495戸、宮城県6棟・1,027戸。

 同社は、「都心居住志向の高まり、都市再生政策効果による緊急整備地区での大規模超高層開発事業、大規模工場跡地の複合再開発、地方都市での中心市街地活性化のシンボルタワーとして、今後も超高層マンションの建設・計画が増加する見込み」としている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。