不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/6/18

首都圏の中古マンション価格、前年同月比10%の上昇。中部・近畿圏でも上昇傾向鮮明に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは18日、2007年5月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出。その平均坪単価を70平方メートル換算したもの。

 5月の首都圏全体の中古マンション価格は2,822万円(前年同月比10.0%上昇、前月比12.3%上昇)と、大幅に上昇。1月から約250万円上昇しており、上昇下落を繰り返しつつも、全体的には上昇傾向が継続している。

 都県別では、東京都が3,829万円(前年同月比19.9%上昇、前月比10.3%上昇)、神奈川県2,413万円(同10.4%上昇、同2.5%上昇)、埼玉県1,794万円(同5.6%上昇、同1.5%上昇)、千葉県1,713万円(同1.9%上昇、同1.3%上昇)と、首都圏のすべての都県において上昇した。

 首都圏の主要都市別では、東京23区で4,243万円(同23.8%上昇、同7.0%上昇)、横浜市が2,598万円(同12.0%上昇、同2.6%上昇)、千葉市が1,683万円(同2.1%上昇、同1.6%上昇)、さいたま市が2,044万円(同6.4%上昇、同1.0%上昇)。

 また、近畿圏も1,811万円(同10.6%上昇、同1.8%上昇)と首都圏同様に上昇。中部圏も1,465万円(同6.5%上昇、同1.0%上昇)となり、上昇傾向が明らかとなった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。