東京都都市整備局は5日、東京都内における2007年5月の新設住宅着工統計を発表した。
これによると、5月の新設住宅着工戸数は1万3,222戸で、前年同月比では分譲住宅が増加したものの、持ち家、貸家が減少となり、全体では▲7.4%と2ヵ月ぶりの減少となった。
利用関係別では、「持家」が1,439戸(前年同月比▲12.9%、5ヵ月連続の減少)、「貸家」が5,968戸(同▲15%、5ヵ月連続の減少)と なった。「分譲住宅」は5,767戸(同4.5%増、3ヵ月連続の増加)となり、うち「マンション」は3,967戸(同▲1.2%、2ヵ月ぶりの減少)、「一戸建て」は1,767戸(同20.4%増、2ヵ月連続の増加)。
地域別では、都心3区は462戸(前年同月比▲14.4%、2ヵ月ぶりの減少)、都心10区は3,133戸(同2.0%増、2ヵ月ぶりの増加)、 区部全体では9,001戸(同▲14.3%、2ヵ月ぶりの減少)、市部では4,175戸(同12.0%増、2ヵ月ぶりの増加)となった。