不動産ニュース / その他

2008/2/27

アスベストの分析調査、トレモライト等の分析も徹底するよう都道府県に通知/国交省

 国土交通省は26日、民間建築物におけるアスベストの実態把握のための分析調査について、すべての石綿を対象にするよう都道府県に通知した。
 
 これまでも同省は、民間建築物における吹付けアスベストの使用実態把握と飛散防止対策について、都道府県を通じ、特定行政庁に対し、建築物の所有者等に調査をさせ必要に応じて指導するよう要請してきた。

 しかし、建築物の吹付け材として石綿の一種であるアクチノライト、アンソフィライトおよびトレモライト(以下、トレモライト等)が検出された事案のあることが判明。2月6日に分析調査の徹底等について、厚生労働省が都道府県労働局および関係事業者団体等に通知していた。

 そこで国交省では、トレモライト等も分析対象であることを周知徹底すること、過去に実施した分析調査についてもトレモライト等を対象としたか否かを速やかに確認し、対象としていない場合は再調査等を行なうこと等を指導するよう、都道府県に通知したもの。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。