不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/25

主力の請負事業は4.4%の減収/パナホーム09年3月期第1四半期決算

 パナホーム(株)は24日、2009年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~6月30日)の連結売上高は488億6,600万円、営業利益▲35億7,000万円、経常利益▲40億8,000万円、当期純利益▲31億6,600万円。

 新商品「ソラーナ・ユールキア」による「家事楽スタイル」の訴求や、宿泊体験モデルハウスの展開によるネットワーク営業の強化、ホームページを活用した不動産フェアなどにより、分譲事業では増収。しかしながら、主力の請負事業が前期第3四半期の受注苦戦の影響を受け、前年同期に比べ4.4%の減収となった。

 営業利益は、事業構造改革の効果等により、前年同期比10億4,800万円の改善、経常利益は同6億6,600万円の改善。当期純利益は、たな卸資産の評価に関する会計基準の適用にかかる期首影響額3億5,300万円を特別損失として計上したため、同1,800万円の悪化となった。

 通期では、連結売上高1,434億円、営業利益49億円、経常利益52億円、当期純利益22億円を見込んでいる。

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