不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/29

09年3月期第2四半期・通期の業績予想を下方修正/エフ・ジェー・ネクスト

 (株)エフ・ジェー・ネクストは27日、08年5月12日に公表された2009年3月期第2四半期および通期の業績予想を修正した。

 09年3月期第2四半期の業績予想(連結)を、売上高119億9,700万円(前回発表予想171億6,400円)、営業利益3億9,400万円(同16億8,000万円)、経常利益2億7,800万円(同15億5,900万円)、四半期純利益▲2億7,100万円(同8億7,300万円)に修正。

 また、09年3月期通期(連結)を、売上高266億2,000万円(前回発表予想329億5,000円)、営業利益12億4,000万円(同32億8,000万円)、経常利益10億5,000万円(同30億300万円)、当期純利益1億4,000万円(同16億4,400万円)に修正した。

 これに伴ない、繰延税金資産の一部を取り崩すことを決定、法人税等調整額に4億1,900万円を計上すると発表した。

 なお、配当予想に関しても中間期末、期末ともに8円(同13円)、年間16円(同26円)と修正した。

 第2四半期の業績予想における、売上高、利益の減少は、景気悪化懸念に伴なう消費マインドの冷え込みによる受注減少、地価上昇や建築費の高騰に伴なう原価率上昇によるもの。純利益については、7月に役員報酬の減額を行なったことに伴ない、役員退職金慰労引当金戻入額を特別利益に計上したが、繰延税金資産の取崩しにより最終損失となる見込み。通期業績については以上の影響を踏まえ、下期に売上計上を予定していた物件の引渡しを一部翌期に変更したこと等に伴なうもの。

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