不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/13

完成在庫の評価損を計上、約11億円の営業損失/日本ハウズイング09年3月期第2四半期決算

 日本ハウズイング(株)は12日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は275億2,400万円(前年同期比▲5.8%)、営業損失は1億円(前年同期の利益は10億2,700万円)、経常損失は2億2,100万円(同9億2,400万円)、当期純損失は16億1,800万円(同2億9,300万円)。

 マンション管理事業は、管理戸数を40万3,730戸に伸ばし、売上高は154億6,500万円(前年同期比3.8%増)となったが、人員増強による人件費の増加により、営業利益は12億1,000万円(同▲2.8%)。
 ビル管理事業では、大型物件の管理開始が寄与し、売上高22億1,100万円(同0.6%増)を計上するも、開発事業から人員を一部シフトしたことに伴い、営業利益は1億2,500万円(同▲16.8%)となった。
 不動産管理事業は、管理物件のオーナー変更による解約・減額に加え、ファンド系の新規受注が低迷したことが影響し、売上高は16億9,900万円(同▲1.6%)、営業利益は2億3,800万円(同▲17.3%)。
 開発建設事業においては、市況悪化への対応策として販売価格の見直しを行なった結果、売上高は14億700万円(同▲68.6%)。さらに、完成在庫の評価損を計上し、11億300万円の損失となった。

 なお、通期においては、連結売上高590億円(前期比▲7.5%)、営業利益14億円(同▲50.3%)、経常利益12億円(同▲52.3%)、当期純損失11億円を見込んでいる。

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