不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/11/14

7~9月のJREIT、物件取得時のキャップレート3期連続で低下/東急不動産調査

 東急不動産(株)は13日、「TOREIT四半期報告2008年10月」を発表した。上場JREIT全投資法人の個別物件情報を、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 08年9月30日時点のJREIT資産規模は、物件数1,843件(前期:1,826件)、資産総額(取得金額ベース)7兆5,901億円(同:7兆4,010億円)、鑑定評価額ベースの資産総額8兆5,996億円(同:8兆2,788億円)となった。08年7~9月に取得された物件は30件・2,316億円(同:48件・2,109億円)と前期比でやや減少したが、売却は13件・591億円(同:14件、365億円)と、取得が売却を上回っていることから資産規模は拡大している。

 また、取得時の鑑定キャップレートは、都心5区におけるオフィスの取得時キャップレート低下を反映し、4.7%(同:4.8%)と3期連続の低下。一方、運用時利回り(NOI利回り)は、5.2%(同:5.2%)と、横ばいで推移した。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。