不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社ネットワークにおける2008年11月の首都圏賃貸市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、居住用が3万5,389件(前年同月比▲17.1%)で、前年同月比30ヵ月連続の減少。事業用は4,321件(同▲5.8%)で、5ヵ月ぶりに減少した。
居住用物件の成約数は7,637件(同▲10.3%)で、10ヵ月連続の減少。エリア別では、東京23区2,960件(同▲20.1%)、東京都下535件(同▲10.7%)、神奈川県2,889件(同0.2%増)、埼玉県768件(同▲8.2%)、千葉県485件(同▲1.8%)。神奈川県がわずかに増加した以外は、各エリアで大幅減となっている。
1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,650円(同▲1.9%)、アパートも2,090円(同▲0.5%)と、どちらも4ヵ月連続のマイナスになった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万700円(同0.5%増加)とわずかに上昇したものの、アパートは、6万4,300円(同▲0.3%)となった。