不動産ニュース / イベント・セミナー

2009/1/8

「戸建住宅にも定期借家制度を」/首都圏定借機構が賀詞交歓会

開会のあいさつを述べた同機構副理事長の山下欽司氏
開会のあいさつを述べた同機構副理事長の山下欽司氏

 特定非営利活動法人首都圏定期借地借家権推進機構は8日、パシフィックセンチュリープレイス丸の内(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開催した。

 開会にあたり、同機構副理事長の山下欽司氏は「2008年は1,000名近い定期借地借家権プランナーを輩出することができた。昨年から建設・不動産業界の状況が厳しくなってきているが、基本に戻った経営を行なってほしい。スクラップ&ビルドではなく、既存のものを有効に使い、定期借地借家権を利用した事例を会員同士で紹介し合うなどしていただければ」と述べた。

 その後開催されたパーティでは、同機構会長の稻本洋之助氏が「定期借地借家権制度が施行されてから10年が経つが、課題はまだまだある。契約当事者がお互いに信頼し合える、安定した制度にしなければならない。賃貸マンションに関しては、期待していたところまで利用が進んでいるが、今後は戸建住宅においても、この制度を有効に利用し、市場に供給していきたい」と新年の抱負を述べた。

 また、ゲストスピーカーとして(財)日本不動産学会会長・三橋博己氏が、定期借地借家権の今後の展望などをテーマに講演を行なった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。