不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/5/15

マンション引渡し戸数15%減も、完成在庫は大幅減/大京09年3月期決算

 (株)大京は14日、2009年3月期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~09年3月31日)の連結売上高は3,516億2,300万円(前期比▲10.8%)、営業損失440億7,500万円(前期:営業利益311億1,700万円)、経常損失518億4,500万円(同:経常利益277億円)、当期純損失564億1,400万円(同:当期純利益162億5,500万円)。棚卸資産の評価減約434億円の計上等で、大幅な赤字となった。

 主力の不動産販売事業は、マンション計上戸数が6,644戸(前期比▲15.2%)と大幅に減少。営業収入2,678億4,500万円(同▲14.2%)、営業損失504億3,600万円(前期:営業利益278億6,300万円)となった。しかし、完成在庫を中心とした販売戦略により、期末の未契約在庫は379戸(前期末:818戸)まで減少した。

 不動産管理事業は、管理受託戸数の増加で営業収入319億4,400万円(前期比6.1%)、営業利益35億8,600万円(同41.6%増)。不動産仲介事業は、事業環境の悪化により営業収入85億600万円(同▲7.4%)、営業損失1億2,900万円(前期:営業損失1億4,300万円)にとどまった。

 なお、次期については連結売上高3,300億円、営業利益76億円、経常利益36億円、当期純利益36億円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。