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2009/5/20

設立20周年記念し「ロングライフ提言」を発表/BELCA

「協会設立20周年という節目を迎え、改めて建築物をロングライフ化することの重要性を訴えていきたい」とあいさつした高木会長
「協会設立20周年という節目を迎え、改めて建築物をロングライフ化することの重要性を訴えていきたい」とあいさつした高木会長

 (社)建築・設備維持保全推進協会(BELCA、会長:高木 丈太郎氏)は19日、平成21年度通常総会を開き、ロングライフビルの普及推進を目的とした「BELCAロングライフ提言2009」を発表した。

 同提言は、同協会の理念である「建築物は社会資産であり、そのロングライフ化は後世に対する責務である」に基づいたもので、創立20周年の節目に、これまでの活動実績をもとにまとめたもの。「建築物の根本性能として長寿命化を一層重要視する」「所有者・管理者は必ず建物・管理情報等の引渡・検収を行なう」など10か条からなる。

 総会であいさつした高木会長は、「20周年という節目を迎えるにあたり、改めて建築物をロングライフ化することの重要性を訴える『ロングライフ宣言』を策定した。今後はこの提言を広く周知し、ロングライフ化の必要性をさらに強く訴えていく」と語った。

 21年度事業計画では、協会が認定する建築・設備総合管理技術者などの育成と資格活用の推進、維持保全研究・教育への支援などに加え、公益社団法人認定申請に向けた作業を進めていくとした。

 また、総会の後には、適切な維持管理がなされている建築物を表彰する「BELCA賞」の第18回受賞物件10件の表彰が行なわれた。

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