国土交通省は10日、2009年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は4兆8,167億円(前年同月比▲6.0%)で、11ヵ月連続の減少。うち、元請受注高は3兆6,276億円(同▲0.3%)、下請受注高は1兆1,892億円(同▲20.1%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆3,244億円(同26.9%増)で4ヵ月ぶりの増加。民間などからの受注高は2兆3,032億円(同▲11.2%)で14ヵ月連続の減少。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は1兆2,721億円(同26.7%増)で、2ヵ月連続の増加。うち「国の機関」からは4,881億円(同47.8%増)で、4ヵ月ぶりの増加。「地方の機関」からは7,839億円(同16.4%増)で、3ヵ月連続の増加となった。
また、民間からの建築工事・建築設備の受注工事(1件5億円以上の工事)額は8,814億円(同▲13.2%)で、11ヵ月連続の減少となった。