(株)住生活グループ傘下で、住宅フランチャイズを全国に展開している(株)トステム住宅研究所フィアスホームカンパニーは10日、「平成21年度第2回 長期優良住宅先導的モデル事業」において、「フィアスホーム長期優良住宅先導的コンセプトモデル」(住宅の新築部門)がモデル事業として採択されたと発表した。
同事業は、国土交通省が住宅の長寿命化に向けたモデル事業を公募し、採択した提案に対して予算の範囲内で、事業実施に要する費用の一部を補助するもの。
主な提案の内容は次のとおり。(1)省エネルギー実現のための住宅設計(断熱や設計計画)、(2)安全性(耐震性や耐久性)、(3)エネルギー循環システム(太陽光発電による創エネルギーや電気自動車による自家消費)、(4)デザイン(日本の住文化への配慮やデザインコード設置)、(5)長寿命住宅に対する考え方(社員の教育や維持管理のサポート体制)など。
同社は同コンセプトモデルを普及啓蒙するだけでなく、今後の商品開発に生かすことで、豊かな住生活へ貢献していく考え。