不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/1/18

たな卸し資産評価損の計上で、営業損失333億円超/プロパスト10年5月期第2四半期決算

 (株)プロパストはこのほど、2010年5月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年6月1日~11月30日)の連結売上高は229億6,400万円(前年同期比▲41.9%)、営業損失333億7,000万円(前年同期:営業損失102億4,200万円)、経常損失342億9,300万円(同:経常損失122億300万円)、当期純損失341億7,700万円(同:当期純損失180億300万円)。

 不動産市場を取り巻く外部環境の悪化を踏まえ、グループ保有の資産につき、当期新たに売上原価へたな卸資産評価損約262億円を計上、大幅な赤字決算となったもの。

 主力の不動産開発事業は、完成物件の残住戸引渡しを中心に、売上高61億8,000万円(前年同期比▲44.3%)、営業損失33億5,600万円(前年同期:李業損失35億2,500万円)を計上。資産活性化事業は、物件売却時における価格引下げを容認したことで、収益率が悪化。売上高164億8,600万円(前年同期比▲41.6%)、営業損失299億500万円(前年同期:営業損失55億9,200万円)となった。

 通期についても、市況悪化を織り込んで、不動産開発事業、資産活性化事業ともに売上予想を下方修正。連結売上高314億円、営業損失334億円、経常損失352億円、当期純損失342億円を見込んでいる。

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