日本賃貸住宅投資法人(JRH)とプロスペクト・リート投資法人(PRI)は2月26日、合併に関する基本合意書を締結。7月1日に、JRHを存続法人とする吸収合併を行なう。
合併により資産規模の拡大、負ののれんの活用、財務面の安定化等の実現を図ることが、両投資法人それぞれの企業価値の向上に資するという共通認識に至ったことから、合意したもの。なお、PRIは6月28日に上場廃止となる見込み。
PRIの投資口1口に対し、JRHの投資口0.75口の割合をもってJRHの投資口を割当交付する。割当比率において端数株主が発生するため、投資口の分割を行なうことを予定しているが、分割比率については未定。
合併後は、レジデンシャル特化型のREITとして、キャッシュフローの安定化および財務レバレッジの低下によるバランスシートの安定化を図っていく。