不動産ニュース / 開発・分譲

2011/4/5

オフィスビル「(仮称)21・25森ビル建替計画」着工、地域の回遊性向上へ/森ビル

「(仮称)21・25森ビル建替計画」完成イメージ
「(仮称)21・25森ビル建替計画」完成イメージ

 森ビル(株)5日、オフィスビル開発「(仮称)21・25森ビル建替計画」(東京都港区)に着手した。

 同計画は、「六本木21森ビル」(1971年築)、「六本木25森ビル」(73年築)の2棟を、超高層オフィスビル1棟に建て替えるもの。隣接するアークヒルズに接続する歩行者デッキを合わせて整備することで、歩行者の回遊性を向上させる。

 新しいビルは、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造+コンクリート充填鋼管構造地上20階地下4階塔屋1階建て。敷地面積5,843平方メートル、延床面積5万5,052平方メートル。東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に直結し、各国の大使館が立ち並ぶ、国際色豊かな地域である通称「大街区」(約75ha)に位置する。「大街区」では、港区のまちづくりの整備方針に沿って、段階的に道路、広場等都市基盤の整備と複合的な都市機能の更新が計画的に進められている。
 オフィスは、天井高2.9mを確保した約1,900平方メートルの整形フロアで、レイアウトの自由度が高く、最先端のスペックを整えていく。
 また、約1,000平方メートルのルーフガーデンを備え、足元には土地の起伏を活かした緑豊かな広場も整備する。

 竣工は2013年6月の予定。

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