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2011/11/10

ビジネスノウハウ共有し、会員企業の売上げ、5年で倍増目指す/全管協が20周年記念大会

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000名を超える参加者が詰めかけた20周年記念大会
000名を超える参加者が詰めかけた20周年記念大会

 全国賃貸管理ビジネス協会(会長:高橋誠一・三光ソフランホールディングス(株)代表取締役社長)は9日、帝国ホテル(東京都千代田区)で創立20周年記念大会を開催。会員企業経営者を中心に1,000名以上が参加した。

 大会では、今後の協会活動方針について、20年の節目として昨年8月に策定した経営理念である「会員企業の事業発展と社員の夢と希望の実現を目指す未来創造共同体」の実現に向け、今後もネットワークを通じた経営ノウハウの共有・公開に注力していくと発表された。

 会員企業の経営に役立つノウハウ・情報の研究や経営課題の解決にあたり、新たに「事業承継」「コンプライアンス」「売上倍増」「新々(新商品・新事業)」の4つの委員会を発足。各委員会で吸い上げたノウハウを、シンクタンク・相談業務を手掛ける「全管協総研」を通じ会員へフィードバックしていく。
 事業承継委員会では、承継を考えている経営者子弟の会員企業間での教育制度、事業承継を経験した経営者によるセミナーなどを支部ごとに開催。コンプライアンス委員会は、当面の課題を暴力団排除の徹底とした。売上倍増委員会は、5年間で売上を倍にすることを目標とした管理ノウハウ、販管費ダウン手法などを支部の実情に合わせ検証。新々委員会は、利益が出せる、コストダウンにつながる、生産性が向上する新商品・新事業を会員企業に紹介していく。

 なお、2011年度からしばらくは、会員拡大を原則行なわず、支部活動の活性化などにより協会の魅力を高めていく方針。長期的には、各地域の「宅建協会会員数の1%」をめどに、会員拡充を図る。また、協会の財務基盤を確立するため、少額短期保険事業を中核事業としてさらに拡大していく。

 大会の冒頭挨拶にたった高橋会長は「20年前、たった20社の集まりが手弁当で立ち上げた当協会が、今では会員数1,200社にまで拡大し、日本の賃貸管理業の中核となったことは、誠に感無量だ。10年20年と発展していくためには、今日集まっていただいた皆さんの協力が必要不可欠。協会をさらに発展させることで、地域社会に貢献していきたい」などと語った。

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