不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/12/16

1口当たりの分配金は1万4,837円/NOF11年10月期決算

 野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は15日、2011年10月期決算を発表した。

 当期(11年5月1日~10月30日)の営業収益は136億3,700万円(前期比4.0%増)、営業利益62億1,900万円(同1.2%増)、経常利益46億2,800万円(同2.8%増)、当期純利益46億2,700万円(同4.5%増)、1口当たりの分配金は1万4,837円となった。

 当期は稼働率の維持・向上を重点課題とし、新規テナントの積極的な誘致を図るとともに、入居テナントの顧客満足度を高めるための施策に注力。
 また、「野村不動産天王洲ビル」で大規模な空室が発生した際も後継テナントを確保に成功し、期末時点のポートフォリオの平均稼働率は96.4%となった。
 また、保有物件の入れ替えを推進し、3物件の売却を完了するとともに、東京都心部において築年数の浅い2物件の取得を決定している。

 次期については、営業収益124億2,300万円、営業利益53億8,900万円、経常利益37億8,400万円、当期純利益37億8,300万円、1口当たりの分配金1万2,400円を見込んでいる。

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