不動産ニュース / その他

2012/11/20

横浜市で既存マンションのスマート化に向けた実証事業を開始/大京アステージ

 (株)大京アステージはこのほど、経済産業省の次世代エネルギー・社会システム実証事業の補助対象事業者に決定したことを受け、横浜市の実証プロジェクト「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」に参画。一般世帯向けのエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を構築するため、不動産サービス事業に賛同した10社と「大京コンソーシアム」を組成し、既存マンションのスマートマンション化に向けて実証事業を開始した。

 対象は、同社が横浜市内で管理受託しているマンション(最大4棟200戸)。HEMS、MEMS機器から計測されるエネルギーデータを各種解析し、居住者へ見える化されたデータ等を表示できるシステムを同社で構築。同趣旨に賛同する生活者向けサービス事業者と「大京コンソーシアム」を組成し、エネルギーデータと連携した新サービスを創出するシステムを各事業者と合わせて構築する。また、デマンドレスポンスによる居住者への省エネ促進策についても、サービス連携することで居住者による自発的な省エネ行動を促進する。

 全体の事業期間は、2012年8月3日~14年3月10日予定。12年度に実証対象となる管理組合および居住者のHEMSの導入に関する同意の取得、デマンドレスポンス対応システムの開発、家庭向けサービスアプリケーション等の開発を行なう。13年度は家庭向けサービスの充実、実証の実施、14年度には、実証の実施の他、評価・検証を行なっていく。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。