不動産ニュース / その他

2013/1/18

茨城県の商業施設、「省エネ・照明デザインアワード2012」優秀事例に/大和ハウス工業

「iis(イーアス)つくば」のLED照明にした外部サイン
「iis(イーアス)つくば」のLED照明にした外部サイン

 大和ハウス工業(株)は17日、同社運営の大型複合商業施設「iis(イーアス)つくば」(茨城県つくば市)が、環境省主催の「省エネ・照明デザインアワード2012」の「商業・宿泊施設部門」において、優秀事例に選出されたと発表した。

 「省エネ・照明デザインアワード」とは、環境省が2011年より主催するもので、(1)省エネ型の照明設置効果、(2)デザイン性、先進性、独創性、快適性、(3)モデルとしての再現可能性、地域貢献性、自立性、(4)実用性・経済性などが評価の対象。

 2008年10月に開業した同施設は、総店舗数221店舗、敷地面積14万5,385平方メートル、延床面積12万5,249平方メートル。
 館内通路や屋内駐車場などの照明から外部サイン、売場外の作業スペース、トイレまで、すべてLED照明に切り替えを行ない、以前と比べて、消費電力量を約68%削減することに成功した。
 また、ランプ交換が困難な建物上部に設置した外部サインなどには、長寿命タイプのLED照明を採用するなど、各所に適したLED照明を使い分け、メンテナンス面にも配慮した。
 館内の照明には、温白色を採用し、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出。人が行き交う館内通路では照度設定を見直すとともに、店舗から漏れる光や店舗のサイン照明も考慮し、省エネを実現する照明設計を施した。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年7月号
建物の維持管理、今後重要視されます
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/23

「記者の目」を公開しました

記者が興味を持ったテーマを徹底取材する「記者の目」を更新しました。

今回更新したのは、「インフラゼロへの挑戦」。皆さんは、(株)MUJI HOUSEが、既存のライフラインに依存せず、エネルギーを自給自足できる設備を整えたトレーラーハウス「インフラゼロでも暮らせる家」の商品化を目指しているのをご存じですか?同社は昨年3月に実証実験「ゼロ・プロジェクト」を開始。2025年の実用化を目指し、今年4月にはプロトタイプを報道陣に公開しました。写真も交えつつをレポートします。「未来の家」が垣間見えるかもしれません。