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相模原の木造賃貸アパートを再生/NPO法人モクチン企画

玄関側をシックに、居間を明るくすることで、視覚的に広がりを感じる工夫をした
玄関側をシックに、居間を明るくすることで、視覚的に広がりを感じる工夫をした
キッチン周りはオリジナルでつくり込み、収納力も上げた
キッチン周りはオリジナルでつくり込み、収納力も上げた

 NPO法人モクチン企画(東京都中野区、代表:連(むらじ) 勇太朗氏)は12日、同団体が監修してリノベーションした木造賃貸アパート(以下、木賃)「アイリッシュコート」(相模原市中央区、総戸数9戸)を報道陣や関係者向けに公開した。

 同団体は、2009年より首都圏にある木賃の調査、分析、改装などを実施しており、12年のNPO法人化に伴い、不動産会社向けの会員組織を発足。会員に対しては木賃に関する相談受付や改装アドバイスなどを行なっている。今回の物件改修も会員である(有)東郊住宅社(相模原市中央区、代表取締役社長:池田 信氏)からの相談を受けて行なったもの。

 「アイリッシュコート」は、JR横浜線「淵野辺」駅徒歩7分に位置する、1985年築2階建ての木賃。今回改装したのは、1階の1戸と外構の一部。居室は専有面積19.8平方メートル、1Kで、間取りはそのまま、基本塗装と床材の張り替えで刷新した。キッチンスペースはオリジナルキッチンを造作し、部屋全体をブラウンで塗装。床材も合板の上に塗装して色合いを統一した。奥の6帖の部屋は天井、床、壁すべてをホワイトで塗装、既存の押し入れは壊し、居室側と同じ仕上げにすることで、広さを出した。「入り口側をシックに、奥の部屋を明るく仕上げることで、暗から明へと変わる視覚効果によって6帖の部屋に開放感が生まれる。また、なかなかアパートではないスタイリッシュなキッチンを採用することで差別化を図った」(連氏)。
 外構では、窓の外には小石を敷き詰め、植栽を施し、縁側を造作することで周囲とのゆるやかなつながりを意識した庭に仕上げている。
 工費は約70万~80万円(専有部分の費用)。改修後の家賃は6万円(従前は4万円)。現在、一部大学生など向けに内覧会を行なっている。

 なお、同団体ではリノベーションのアイディアを「モクチンレシピ」としてウェブ上に公開している。今回の物件で新規に開発したレシピも順次アップロードする予定。

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「海外トピックス」更新しました

Vol.330 大人のアートキャンプ:ペンランド工芸学校(その2) の記事を更新しました。

世界中からさまざまなアーティストや工芸職人が集まるペンランド工芸学校のアートキャンプ。

同学校は非営利団体であるため、助成金、寄付金が主な運営資金ながら、足りない分はなんと作品オークションで調達するという工夫もされています。また、学生たちの講習参加費捻出を手助けするためにも役立てているのだとか。

今回はそうしたオークションの仕組みについてレポートします。