不動産ニュース / IT・情報サービス

2013/3/21

12年のアジアREIT市場、投資口価格が30%以上上昇/CBRE

 シービーアールイー(株)(CBRE)は21日、CBRE(アメリカカリフォルニア州)が発表したアジアのREIT市場の最新動向に関するレポート「ASIA REIT ViewPoint」の日本語版を公表した。

 日本、シンガポール、香港といった代表的なアジアREIT市場は、2012年を通して投資口価格がいずれも30%以上の上昇を記録した。これは株式市場全体のパフォーマンスを10ポイント以上上回る好成績。

 アジアREIT全体の配当利回りは、12年下半期は5.1%に。上半期の5.8%から7ポイント低下したが、これは投資口価格の上昇による結果で、配当そのものは多くのREITで増加した。

 12年に資産購入がもっとも活発だったのは日本とシンガポールのREITで、両者の合計資産取得額は89億米ドルに上った。

 REITに対する投資家の関心は今後も高いことが予想され、またアジアの不動産市場に関心の高い投資家がREIT投資に向かう傾向も当面続くものと予想されることから、「アジアREITの積極的な資産取得傾向は、今後も継続する」とCBREでは予測している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。