不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/6/7

戸建・賃貸住宅事業ともに受注が好調、増収増益/積水ハウス13年1月期第1四半期決算

 積水ハウス(株)は6日、2013年1月期第1四半期決算を発表した。

 当期(13年2月1日~4月30日)は、売上高3,576億8,000万円(前年同月比7.3%増)、営業利益157億6,600万円(同128.6%増)、178億4,500万円(同126.0%増)、当期純利益103億9,900万円(同260.4%増)となった。

 主力の戸建住宅事業では、政府が20年までに普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りし、かつ東日本大震災以降、節電や防災性能の向上が急速に高まるニーズを捉え「グリーンファースト ゼロ」の販売を開始。都市部を中心に販売を強化している3・4階建て戸建住宅の販売も順調に進捗したことから、売上高は1,001億5,200万円(同10.4%増)、営業利益は82億800万円(同104.0%増)となった。

 賃貸住宅事業は、3・4階建て賃貸住宅の販売が順調に推移。また、入居者のライフスタイルに合わせた設計の提案や、オリジナル高遮音床システム「シャイド55」を全戸に標準装備することにより他社商品との差別化を図る等、積極的な販売施策を実施した。その結果、受注が好調に推移し、売上高666億2,700万円(同21.3%増)、営業利益43億6,000万円(同318.8%増)を計上した。

 通期は売上高1兆7,400億円、営業利益1,100億円、経常利益1,110億円、当期純利益630億円を見込む。

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