日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)は27日、匿名組合出資持分の取得を決定した。
ロジファンド・スリー(合)(以下、マザーSPC)と締結しているファンド匿名組合契約に基づき、同社に対して匿名組合出資を実施、同持分を取得するもの。同投資法人ではファンド匿名組合契約の仕組みを活用した初の事案となる。
投資者である同投資法人がマザーSPCに対して匿名組合出資。マザーSPCは、それを用いて各投資対象不動産に対する投資ごとに設立される特定目的会社(以下、ベビーSPC)に匿名組合出資等の形態で投資する。
今回は、マザーSPCが「ロジファンド3号:浦安物流センター」(千葉県浦安市)を信託する信託受益権に対する投資のため設立されたベビーSPCの(合)ベガに対し、匿名組合出資として1,566万円(匿名組合出資全体の4.3%)を出資する。出資持分取得日は9月10日を予定。匿名組合出資持分取得により、対象不動産を信託する信託受益権に関する優先交渉権も取得する。