不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/14

東京都心5区の大規模ビル空室率、5年ぶり3%台に/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は14日、2014年12月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の基準階貸室面積200坪以上のビルの市場動向をまとめた。

 東京都心5区の空室率は3.99%(前月比0.03ポイント減)と4ヵ月連続で低下し、5年ぶりの3%台。新規供給が低水準であることが要因とみられる。現空面積は20万7,289坪(同4,248坪減)と減少した。

 募集賃料は、1坪当たり1万8,969円(同214円増)と上昇に転じた。募集面積は47万5,162坪(同1万1,372坪減)と減少した。

 全国6大都市の空室率は、東京23区4.6%(同0.1ポイント増)、札幌市6.0%(0.1ポイント増)、仙台市10.1%(同0.5ポイント減)、 名古屋市5.7%(同0.1%減)、大阪市7.0%(同0.3ポイント減)、福岡市5.4%(同0.2ポイント増)となった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。