不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/3/22

マンション賃料インデックス、全体的な上昇基調が続く/アットホーム、三井住友トラスト基礎研究所

 アットホーム(株)と三井住友トラスト基礎研究所は22日、2015年第4四半期(15年10~12月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークに蓄積している全国12エリアの賃貸マンションの成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に価格変化を指数化している。

 今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区102.55(前期比0.28ポイント増)、東京都下96.23(同0.74ポイント減)、横浜・川崎市99.77(同0.22ポイント増)、埼玉東南部98.93(同0.62ポイント増)、千葉西部95.66(同0.19ポイント増)となり、横浜・川崎市で09年第1四半期に迫る水準まで回復している。

 地方都市については、札幌市106.07(同0.24ポイント増)、仙台市115.63(同0.19ポイント増)、名古屋市93.86(同0.78ポイント減)、京都市106.09(同0.30ポイント増)、大阪市107.97(同0.08ポイント増)、大阪広域99.93(同1.22ポイント減)、福岡市102.25(同0.31ポイント増)で多くが100を突破した。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が101.30(同0.79ポイント増)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)102.69(同0.12ポイント増)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)97.26(同0.24ポイント減)となった。

 地方都市では、福岡市でシングルタイプが104.35(同0.51ポイント増)、ファミリータイプが106.72(同1.86ポイント増)と上昇傾向になったが、コンパクトタイプは100.05(同0.69ポイント減)と下落傾向になった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。